あたしの旦那は保健医です!?

「涼!、、先生!!!」

「杏?
大丈夫だよ、誰もいないから」

「涼、好き!
大好き!
涼のこと、、好っっ

続きを言えなかったのは、涼があたしにキスしたせい。
唇を離し、

「俺も好きだよ、杏」

と言ってくれた。



あたしはまた溢れんばかりの涙を流す。

「杏?」

「だって、、涼があたしを好きだなんてありえないと思ってたんだもん」

涼はあたしを抱きしめて

「それ、俺のセリフ」

と言った。

そして、またキス。

両想いになって初めてのキス。

もっとしたいけどここは学校。
涼も同じことを思ったみたい。
「杏、帰ろっか。
駐車場に来てね」
と言って、保健室を後にした。
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