あたしの旦那は保健医です!?
「杏!?」
涼が駐車場で驚きの声をあげた。
理由は、あたしの変装があまりにもおかしかったかららしい。
ブレザーを頭にかぶって、傘を差し、目しか出してないって感じの格好だったから。
涼は爆笑してる。
「ひどいっ!」
「ごめん、ごめん、、あははっ」
「もー、涼のばかっ!」
「ごめんってば笑」
そう言いながら車に乗った。
涼はあたしの頭にかぶっているブレザーをのけた。
ブレザーがなくなると、視界にいるのは涼。
涼はあたしに近づいてきて、キスをした。
あたしも瞳を閉じた。
最初は浅かったキスもだんだん深みと激しさを増していく。
涼にあたしも応えるようにキスをする。