あたしの旦那は保健医です!?

夜はホテルに帰って、お母様とお父様と4人でディナーを食べた。

「そういえば、杏ちゃん、海はどうだった?
楽しかったかい?」


海……
思い出すのは人気のないところでの涼との……//////


「顔が真っ赤だね。
それくらい楽しい時間を過ごすことができたということかな?」

「あ、はい!」

お父様の笑い方が涼にそっくりでびっくりした。

涼も何年後かはこんな優しいパパになってるのかな?


「お母様達はどこにいたんですか?
全然会いませんでしたよね?」


あたしが聞くとお母様は下を向いてさっきのあたしのように顔を赤くした。


「おい、杏。
そういうのは聞くな」

「へ?」

「さすが涼」

は?

ナンノコッチャ。
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