あたしの旦那は保健医です!?

そんな日が続き、ある日の夜、涼に小山さんの話をされた。


なんと、小山さんは涼を訪ねたらしい!!


「杏、小山さんが謝ってたぞ。
反省してたみたいだぞ」

「本当?」

「あぁ、お前とお前の友達に言われて目が覚めたとか何とか」

「あはは……」

「明日謝ると思うからちゃんと聞いてやれよ」

「うん」

「にしても、お前がキレるなんてなぁ笑笑」

「だ、だってー…」

「矢野のことでキレたんだろ?笑」

「うぅっっ……
涼、ごめーん」

「いや、いいよ。
あー、ほんと、爆笑」

涼はテーブルを叩いて爆笑している。

「……」

「小山さんから話聞いてて笑い堪えるのどんだけ大変だったか…笑」

ヒーヒー言って笑っている。

「あれはだって仕方なかったの!」

「うんうん笑笑」


もぅ、なんで!!!!

その日の夜、涼はずっとあたしを見て爆笑していた。
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