あたしの旦那は保健医です!?

「俺はここにいるから、
心配しなくても大丈夫だから。」


杏は、声には出さずにうなずいた。

「俺はどこにもいかないから」

杏は顔を上げた。
涙が流れていた。

その涙を拭って、杏にそっとキスをした。



「よし、食事行こうか。」

「……うん。」
< 30 / 380 >

この作品をシェア

pagetop