ブラック王子に狙われて②
「で、何て言われたんだよ」
「さぁ、何だったかなぁ~?」
その後も、押し問答は続いて。
結局、何て告られたのか分からないまま、俺の自宅に到着した。
予約設定されている部屋は涼しくなっていて。
外気温との差が結構ある。
絢はブラウスをパタパタと煽ぎ、
色白の肌を俺にチラつかせてる。
「誘ってんの?」
「は?」
「水色のブラ、見えてんだけど」
「っ//////勝手に見ないでっ」
「いいじゃん、彼氏なんだから」
ラグの上に腰を下ろしてる彼女を
斜め後ろに腰掛けた俺は絢を見下ろして。
細い首に送毛が垂れていて、色気がハンパない。
そんな首筋を吸い付くように襲って。
「ちょっ……ゃだっ/////」
体をくねらせるのも想定内。
「保健体育の勉強しようか?」
「っ//////もう試験終わってるっ」
「えぇ~残念。じゃあ、彼氏の欲求不満満たして」
「は?えっ、やだっ//////」
「嫌だって顔してないよ?」
「っ//////」
反応がいちいち可愛い。
ソファーからラグの上に座り直し、彼女を背後から抱き締める。
あ、またお胸様が成長したっぽい。