ブラック王子に狙われて②


「バレンタインなんだから、少しは甘えさせろ」

「っ……」


このタイミングで俺様降臨って、どーなの?

それ、ずるくない??


「カウントするぞ」

「えっ……」

「い―――――ち」

「えっ、やだっ……」

「に―――――い」

「えぇ~~っ、しないとダメなの?」

「さ――――「もうっ!!」


彼の肩に手をかけて、唇を重ねた。

すると、待ってましたと言わんばかりに豹変する彼。

無理やり抉じ開けられた唇から

容赦なく彼の舌が差し込まれて。


息継ぎする間を探していた、その時。

ニットの上から胸元に彼の手が。


最近、お胸様の成長が止まったのか、

以前のような急成長はしてなくて。

だから、胸自体も張ってない。


暫くニットの上から触っていた手が、

スカートの中にしまわれているニットの裾を引き出し、

そこから中へと進入して来た。

もうこうなると、なかなか止まりそうにないっ。


「このブラ、サイズ合ってる?」


最近D65のブラもきつくなって来て

そろそろEにサイズアップしようか悩んでたんだけど。

触っただけで、分かるものなの??

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