ブラック王子に狙われて②


華奢な体の絢を体に乗せてても、全然重くない。

胸に当たる彼女の胸の感触。

日に日に大きくなってるようで

少しずつ女性らしいシルエットに進化し続けてるようだ。


胸が小さくても男連中の注目の的なのに

この先、野獣のような男共の視線が

コイツの胸に集まるかと思ったらやりきれない。

でも、それを誰よりも絢が望んでるから

俺は甘んじてその状況を受け入れざるを得ない。


甘く蕩けるようなキスを仕掛けると

唇の隙間から色気を滲ませた吐息が漏れ出し

執拗に舌先で追い求めると

逃げ腰になって体を仰け反らせる。

そんな反応一つ一つが俺を煽っているとも知らず

唇をそっと離すと、Tシャツを掴まれ、

もっともっとと強請っているように思えて。

抱き締めたまま再び反転して、彼女を見下ろす。


「もういいか?」

「ふぇっ?」

「そろそろ、俺が攻めても」

「っっっ//////」


たじろぐ彼女の唇を奪う。

柔らかい唇を割って舌を滑り込ませる。





甘い刺激を追い求めるように

寝衣も下着も剥ぎ取って……。

完全に覆うものが無くなった絢の胸は

思っていた以上に育っていて

手に収まるサイズだったのに

今では手から零れそうなほどのサイズに成長してる。

柔らかさは前とさほど変わらないが、

さすがに手に残る重力感は感動ものだ。


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