ブラック王子に狙われて②
久しぶり過ぎて、がっつきすぎたかも。
ぐったりしてる絢を抱き締め、優しく背中を撫でる。
「ごめん、手加減するの忘れてた」
「っっっ~~/////」
クーラーしてても暑い。
体から汗が引かねぇ。
「慧くん……汗、掻くんだねっ」
「は?」
「掻かない人かと思ってた」
「んなわけねぇだろ」
「だって、いつもシトラスのいい匂いがするもん」
「あぁ~……ん」
お気に入りの香水のことを言ってるみたい。
絢が気に入ってくれてるなら、よかった。
「水シャワー浴びて来る」
「え?」
「暑くて死にそう」
「あんなに動くからだよっ/////」
「仕方ねぇじゃん、気持ちいいんだから」
「っっっっっ~///////」
「今のうちに休んどけ。少ししたら二回戦するから」
「へ?………無理ムリむりぃぃぃっ/////」
「俺も無理」
「え?……なぁんだ、冗「しないと寝れない」」
「ッ?!//////」
「んじゃあ、シャワー行って来る~」
俺の言葉で途端に動揺し始めた彼女をベッドに残し
俺は全裸でバスルームへと向かった。