キミの好きなところ。
…!
この前、私が先生を呼び出した時と同じ時間?
私もその時、提出ノートに日付と時間と場所を書いて、先生を呼び出したんだ。
てことは…?
…もしかして、この日のこの時間に、あの場所に来いってこと?
――きっと、そう。
全く根拠なんてないのに、何故か自信があった。
何を言われるんだろう。
期待と不安が入り交じる。
でも…先生と話せるんだ。
それだけでも、今の私には嬉しかった。
心の中で呟く。
―――了解です!