キミの好きなところ。
 


ふにふにとした感触の、彼の耳。


そして、彼の無防備な横顔。


自分が耳を触られてるわけじゃないのに、ゾワゾワっとしてしまうのは何でだろう…?


……あなたが私によくするように、私もその耳に噛みつきたい…。


そんな気持ちと必死に闘いながらの、耳掃除。


 
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