sukiーヒミツの恋ってセツナイ...ー
「アユム...」


ミカは
上目で俺を見上げる。





「ミカの事、奪いたい。
 全てが好きで仕方ないし愛しい。」



「アユム...」


ミカが 
涙汲んでいる。


俺らは
抱き合いながら、
一晩...愛し合った。


ツグミとミカの狭間で
俺はゆりかごの中で揺れ動くような
感じだった。





ミカのシンイチを想う気持ち

俺を想うツグミの気持ち


両方とも分かるけれど

好きで揺れてしまう...罪な男だ。

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