私、いじめられてます(笑)


れに「おい、蜜」



蜜「は?」


ヒュッ…


蜜「す、す、寸止め…!!!」




私は蜜の顔のまん前で、
蹴りそうになる足を止めた。



蹴ったらだめだから。



れに「しってた?


私ダンスと空手をやってたの。」



蜜「え…」



れに「わたしに勝てる?!」



ダンスもやってたからバランス力もいいから、

私は足をあげて、寸止めのまま立っていることができた。



その姿に驚く蜜。

隣で見ている栄華。



無表情でみる、栄太を殴った他校の男。(刈真)


栄太は腹を殴られ、どうやらツボに入ったらしい。
倒れこんでいる。



れに「わたしには手を出してもいいけど
栄太には絶対被害を与えないで。


苦しいのはわたしだけでいい。」



蜜「な、なによ!!」


れに「約束してくれなきゃ、

この寸止めにした足をあんたの顔面に
あてるけど?」



蜜「わ、


わかったわよ!!!

刈真、もういいわよ」


刈真「またよんでくれよ?蜜」

まて、アホ。笑



れに「ねぇ、刈真って男。


あんたひと殴っといてそのままで帰れるとでも思ってた?!」


刈真「あ?」




ボクッッ!!!!


刈真「ぐ…ぐは……」




私は刈真(かるま)の腹のツボを思いっきり殴ってやった。
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