溺愛ごっこ
「おい、大丈夫か?」

彼氏が不思議そうに聞いてきた。

「だ、大丈夫…ッ!」

胸の下に入り込んできた大きな手。

胸の先を弄ばれる。

「ちょっと都合悪くって…あっ!

だから…会えない、ッ!

無理ィ…!」

お尻をイタズラしていた手は、敏感なところへ。

「すげ…。

イタズラしただけなのに感じちゃった?」

耳元で呟くようにささやかれた声。

「――ッ、ううっ…。

やあっ、んっ…!」

出てきた声に慌てて手で口をふさいだ。
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