溺愛ごっこ
『お仕事お疲れ様!

理人、これからもよろしくね♪

大好き

亜美より』

「チキショー!」

箱を片手に、家を飛び出した。


「兄貴、何やってる訳?」

「…すんません」

亜美を迎えに訪ねた俺を出迎えたのは、あかりだった。

「亜美さん、怒ってるよな?」

「怒ってなきゃこないと思う」

…ですね。
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