百鬼夜行と暴走族 弍



十六夜さんと会えなくなって2週間経った今日も来ていた


また会えなくてがっかりして帰ろうとしたらサァ、と風が吹いた



すると十六夜さんが空を飛んでたからかゆっくりと烏丸と下りてきた




「あ、来てたの?ごめんね」


十六夜さんが俺たちに気づいて近づいてきた



「十六夜さん!どうしたの!?何かあったの?大丈夫!?」



次々に飛び出す言葉に十六夜さんはちょっと疲れたように笑う



「ありがとう、大丈夫」



と俺の頭を撫でてくれる



やっぱり安心するな.........今までのもやもやも無くなる感じ









< 10 / 393 >

この作品をシェア

pagetop