百鬼夜行と暴走族 弍


だけど心配だよ。ちゃんと休めてるのかな…



「明日は居るんだよね?」


不安になって聞くと十六夜さんは曖昧に笑って俺の背中を押した


「もう遅いから気をつけてね」


と見送ってくれる



その答えに納得いかなかったけど帰らないといけない




「うん、.........またね」




と笑って歩き出したけど足取りは重かった






< 11 / 393 >

この作品をシェア

pagetop