百鬼夜行と暴走族 弍


悩みに悩みぬいて選んだ


優希と男四人は別のものだ


土産をえらび購入した後、桜並木を一人で歩いていた


十六夜は懐かしかった


何百年も前は日本、人界も風情がある町並みでとても綺麗だった


だが現在は風情がなく高層ビルが建ち並び、道を歩いても草花を踏む柔らかさはなく、アスファルトを歩く音しかしない。空気も汚くなった。何よりも悲しかったのは現代の日本人は昔の日本人に比べて人情味が無くなった気がする。昔の文化にはまるで興味が無いようで、外国から入って来た文化や最先端を目指している。昔からの文化があってこその現在なのに…



時代が経つにつれ寂しくなったものだ



時代は流れるなかで変わっていくもの



考え方、文化......人の心








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