百鬼夜行と暴走族 弍

次の日、やっぱり十六夜さんは帰ってこない


もう夜遅いのに......


「おい、ワシたちはこれから百鬼夜行じゃが、どうする?」


天堂さんが現れた


「居たら駄目ですか?」

「駄目ではねえが、危ないからかな」


「そうですか、」

帰ろうとしたとき


「ただいまぁ」



と十六夜さんの声が聞こえた


「お、帰ってきたか。なら十六夜は残るから居ていいぞ」


「はい!」


< 12 / 393 >

この作品をシェア

pagetop