百鬼夜行と暴走族 弍
「まあいいじゃない?」
「十六夜様っもう少し厳しさを持ってくだされ!いつもいつもあなたは何かに巻き込まれるどころかその渦中におられっ、それに加え命まで狙われて、私めは不安でたまりませぬぞ!!」
烏丸はまた羽を散らしながら十六夜様の周りを飛んでる
「命を狙われるのは毎度のことじゃない
」
え、そうなの?
「十六夜さん...」
「ん?大丈夫だから...」
十六夜さんが笑って頭を撫でてくれる
「女神、そんなに殺されかけてんのか?」
涼
「よく無事でいられますね」
優希は十六夜さんを目を見開いて見上げてる
「ああ」
晴樹
「...」
雷斗は何も言うことができないみたい