百鬼夜行と暴走族 弍
「じゃあまた、夜にね」
と笑って十夜と烏丸と一緒に飛んでいった
――............
「どうですか、十六夜様」
真剣な声で十夜が尋ね、十六夜も真剣にそれに答える
「敵のだいたいの目的はわかったけど姿まではね...」
「そうですか、無理をなさらずに。総大将に伝えてください」
「...」
念には念を、という烏丸に少しうんざりする十六夜
だがそこには十六夜の身を案じていることを、理解しているから十六夜は心でいう
ありがとう.........