百鬼夜行と暴走族 弍
じゃ、行ってくるね
と背中を向けて歩いて行くと湖に足を置いた
「え…」
みんなの声が被った
みんなの反応をよそに十六夜さんは湖の上を歩いていく
「沈まないの?」
「らしいな、」
「俺もできるのか!?」
「.........やめとけ」
という雷斗の制止を聞かずに飛び出した涼。
あ、と言ったときには時すでに遅し......
ドボーン!
――――............
「ゲホッ、ハアッ!.......ッ」
涼は縁で沈んだから直ぐに回収された
「だから言っただろーが」
と雷斗は呆れるように言って腹を押さえて水を吐き出させてる