百鬼夜行と暴走族 弍
「すまん、布団敷いてくれるか」
「は、はい!十六夜様の部屋にすぐに!」
天堂さんは十六夜さんを抱えて行ってしまった
心配だ............十六夜さんがあんなになった姿なんか見たことなかった
行きたいけどやっぱり遠慮したほうがいい、よね
行ってもなんにもできないし、かえって邪魔になってゆっくり休むことができないしね
でも、やっぱり
「心配だな..........」
すると翔炎が
「気持ちはわかるが、また何日かおいて来てくれ。なんなら十六夜様がお前たちに会いに行くかも知れねえしな」
「.......うん、わかった」
それからのことはあんまり覚えてない
大蛇に乗って倉庫まで送ってもらったことしか.........