足枷な現実


幼なじみの私は
その一報を聞き急いでかけつけた


しかし、
私も彼の現実を飲み込む事ができずに
ただ茫然と立ち尽くした。



彼はベッドの上で
母親の胸をかりて
突きつけられた現実に刃向かうかのように
声を出して泣いていた。

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