君がいるから


何故この人はこんなにも
強引なんだろうか……


「7時に家の前に立ってる
と思うから遅れないよう
にしなさいね?」


「…はあ……」

…同じ学校だったのか

ますます辛い



確かに断る理由はない

…でも


正直辛いものがあるのは
確かだ


「リハビリだと思うか」

俺は一人呟くとテレビ
体を向き直して、
時間が来るまでは
何も考えないようにした
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