俺の大好きなアイツ。
恋…か。
でも、この気持ち嫌じゃない。
むしろ…いい気がする……。
でも、うずうずするな。
恋に気づいた瞬間、
アイツに会いたくなるなんて。
「会いたいなら、行って来いよ!
 うずうずしてんだろ?」
…さすが、風磨。
KYそうに見えて意外と空気を読める。
なんやかんやで、アイツには感謝だな。
「おぅ。 んじゃ、後で!」
「バイバーイ」
よし……って、あっ!?
どこにいるかも分かんねぇーじゃん。
…我ながらアホだ。
ん~……どうしようか。
アイツがいる場所といえば……
「…あそこだっ」
俺はそこのドアを思いっきり開けた。
そこには……
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