ソライロ~短すぎた五日間
翌朝…

キーンコーン…カーンコーン…

「みきおはよぉ~。」

「おはよぉ~!
そーいえばアノ噂って嘘だよね?」

なんの噂だろう…

いやな予感だけが 胸をよぎる。


「ミナちゃんと順が 付き合うんだってぇ…」

嘘…

急いで階段をかけ降りる。

「順っっっ!」


目の前に映った光景は楽しそうに話す順とミナ。

「何?」


「あんたとミナ付き合うの?」

「そうだよ!ヨロシクな。」

「バカ…」

―バシッ…―

私の手は順の頬に直撃していた。


< 14 / 45 >

この作品をシェア

pagetop