淫らな月
佐野さんは斉藤君を唇を噛みしめて睨み
そして私も睨んでフンと言って
駅のホームに走って行った
「何なの?・・斉藤君、本当にいいの?」
斉藤君は頷いて
「ごめん・・みんな迷惑かけて・・
僕があいつを怒れないからいけないんだ・・
もうあいつとの腐れ縁もきることにする・・
今度の事で決心がついたよ・・
これでまた一緒に帰るとずるずる
になっちゃいそうで・・
あいつだけ帰らせたんだ・・」
私たちはこれからの事を話すため
駅の喫茶店に入った・・
「ところで・・どうする?
斉藤とペアになるのは誰かいないの?
斉藤・・・イケメンなんだから誘えよ・・」
斉藤君は頭を頭を横に振って
「僕・・前によってきてた女たちとは
もう付き合ってないから・・」
「梅香は?」と私に振ってくる・・
「友達いないもん・・わたし」
「大地は?あ~お前はいいや・・
あの女みたいのばかりだ、美桜は?」
美桜ちゃんは「田中君は?」
「美桜・・田中は男だろ?
まったくほかにいないのか?」
「セイは?」
「僕はアメリカにいたから
知り合いなんていないよ・・
まったく・・・
君たちの交友関係の狭さには恐れ入るね・・」
とあきれている・・
自分だって似たようなものだったくせに・・
ふと大地くんが
「美桜・・山口さんは?」
山口さん?少し美桜ちゃんが嫌な顔をする・・
「嫌な子なの?」私が美桜ちゃんに聞いた・・
「ううん・・いい子だけど・・少し苦手」
どうして?と言う私に大地くんが笑いながら
「美桜と一緒にサーカー部の
マネージャーしていた子なんだけど
美桜にあこがれてるんだ・・
美人で何でもできるって・・
美桜・・そんな風に扱われたことないから、
気が抜けなくて緊張するみたいなんだ」
美桜ちゃんが頷いて
「変なことしてイメージ崩すと
悪いかなって思って・・」
「美桜にあこがれるなんて変わったやつだ
・・あっあの子か?」
セイがつぶやいた・・
「知ってるの?」
「僕も少しサッカー部にいたから・・
同級生の明るい子だろ?いいじゃん・・
呼べよ・・彼女なら斉藤も楽しいよ」
と美桜ちゃんをせかす
美桜ちゃんがしょうがなく連絡する
「1時間ぐらいで来れるって」
「じゃあ・・ここに来てもらって」
とセイが言う
そして私も睨んでフンと言って
駅のホームに走って行った
「何なの?・・斉藤君、本当にいいの?」
斉藤君は頷いて
「ごめん・・みんな迷惑かけて・・
僕があいつを怒れないからいけないんだ・・
もうあいつとの腐れ縁もきることにする・・
今度の事で決心がついたよ・・
これでまた一緒に帰るとずるずる
になっちゃいそうで・・
あいつだけ帰らせたんだ・・」
私たちはこれからの事を話すため
駅の喫茶店に入った・・
「ところで・・どうする?
斉藤とペアになるのは誰かいないの?
斉藤・・・イケメンなんだから誘えよ・・」
斉藤君は頭を頭を横に振って
「僕・・前によってきてた女たちとは
もう付き合ってないから・・」
「梅香は?」と私に振ってくる・・
「友達いないもん・・わたし」
「大地は?あ~お前はいいや・・
あの女みたいのばかりだ、美桜は?」
美桜ちゃんは「田中君は?」
「美桜・・田中は男だろ?
まったくほかにいないのか?」
「セイは?」
「僕はアメリカにいたから
知り合いなんていないよ・・
まったく・・・
君たちの交友関係の狭さには恐れ入るね・・」
とあきれている・・
自分だって似たようなものだったくせに・・
ふと大地くんが
「美桜・・山口さんは?」
山口さん?少し美桜ちゃんが嫌な顔をする・・
「嫌な子なの?」私が美桜ちゃんに聞いた・・
「ううん・・いい子だけど・・少し苦手」
どうして?と言う私に大地くんが笑いながら
「美桜と一緒にサーカー部の
マネージャーしていた子なんだけど
美桜にあこがれてるんだ・・
美人で何でもできるって・・
美桜・・そんな風に扱われたことないから、
気が抜けなくて緊張するみたいなんだ」
美桜ちゃんが頷いて
「変なことしてイメージ崩すと
悪いかなって思って・・」
「美桜にあこがれるなんて変わったやつだ
・・あっあの子か?」
セイがつぶやいた・・
「知ってるの?」
「僕も少しサッカー部にいたから・・
同級生の明るい子だろ?いいじゃん・・
呼べよ・・彼女なら斉藤も楽しいよ」
と美桜ちゃんをせかす
美桜ちゃんがしょうがなく連絡する
「1時間ぐらいで来れるって」
「じゃあ・・ここに来てもらって」
とセイが言う