淫らな月
真夜中・・二時ぐらいだろうか?
音を立てないように彼の部屋に入った・・
乾電池式のアロマポットを彼の枕元に置いた・・
もちろんアロマではない・・
さっきの睡眠薬をとかしたものを気体にして嗅がすため・・
これくらいのものは私にはきかない

彼には寝ていて・・もしくは夢とおもってもらわないといけないこれからする行為のために・・

私は彼を観察する・・眠りの深さを・・大丈夫みたい・・
起き出す様子はない・・近くだと余計に肌が白くて綺麗なのが分かる・・
すべすべしてそう・・まつげがながい・・少し薄めの唇・・
触ってキスをしたい・・
私はベッドの横に膝まづき彼の唇に軽くキスをした・・
起きる様子はない・・まつげにもキスをした・・
ゆっくりしている暇はない・・
タオルケットをはぐった・・彼のを見た・・
どうしよう・・ごめんなさいと小さく言って下着に手をかけた
左右を両手で気づかれないように下げ・・彼のものを出した・・
少し大人になりかけているそこはまだ小さいままだった・・
まじまじと見るのは初めてだ・・綺麗なピンク・・
少しつついてみた・・立たせなければ・・
やり方はわかっている・・この時のために勉強してきた・・
餌場で見てきた・・彼は起きないだろうか・・
様子を見ながら片手で握って少し動かした・・
「う~ん」と彼がうなった・・よかった起きてない・・
少し硬くなって立ってきた・・もう少し・・
彼のを手に握ったままキスをして、舐めた・・
硬くなった・・行為に十分なくらいに・・
彼は寝ている・・早くしないと・・
「ごめんなさい・・許してください・・汚してごめんなさい・・こうでもしないと私は壊れてしまうから・・」と彼の顔を見ながらつぶやいた・・
素早く自分の下着を脱いで彼の上に跨った・・
彼のものに手を添えて自分にあてがった・・
そしてゆっくり腰を落とした・・
「い・・痛い」痛さに顔を歪めながらも先を進めた・・
全て入った・・相変わらず痛い・・
でもなにか私の中と彼のがピッタリあったような気がした
少し腰を動かした・・
痛いけど少し気持ちいい気がした・・
「あ~」と声が出た私・・もう一度聞こえた・・これは彼?・・
いけない起こしてしまう・・もう少ししたらもっとと思ったけど
素早く彼を抜いてタオルで押さえながらベッドから降りた・・
初めては出血するって言うから気をつけて・・下着をつけて
彼のを拭いて下着とタオルケットを元に戻した・・
彼の様子を見てもう一度キスをした・・
「さようなら・・ごめんなさい」と言って彼の部屋から出た・・
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