淫らな月
途中、殴りかかってきた
やつをかわして蹴り飛ばした…
やつは壁に激突して気絶した。
具合が悪くて僕からはテレパシーは飛ばせない…感じるだけ…
僕は叫ぶ「梅香…」と・・どうか彼女に聞こえて…
そして場所を僕に教えて…
「セイ…助けて」愛しい彼女の声…
この部屋だ…入口を開けた…梅香はどこ?
部屋の奥がよく見えない
入口で立ちはだかる男を蹴った…
女が僕に寄ってきた…佐野?
言い訳を言っている…どけ…邪魔だ…
話なんて聞きたくない…汚い声も・・
「それ以上言うと殺すよ」
佐野の頭を壁に押し付けた
…多分…気を失っただろう…
部屋の中には梅香に乗っかる男…
梅香に触るな
力の限り引き離し投げ飛ばした…
殴られ服を引きちぎられた彼女…
早く慰めてやりたい
怪我は?乱暴はされてない?
セイ危ないと言われ、
うしろから襲ってきた男を蹴り飛ばした
梅香の様子をチェックする・・
・・良かったレイプされてない・・
誰かの怒鳴り声が聞こえた・・
誠一さん?梅香はここにいる
誠一さんに知らせて
安全なところに連れて行った貰わないと
梅香の事を伝えた安心感からか
倒れそうになった・・
僕は梅香のそばにいないと
抱きしめて安心させてあげないと
手を握り梅香を抱きしめてたら
いつの間にか意識を失った・・
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