淫らな月
微笑ましいと柄にもなく思ってたのに…
セイト君が俺に言ったことは…
「誠一さん…
前から言っとこうと思ってたんですが
梅香の初めては僕ですから…
梅香に忍び込まれて
僕の童貞は彼女に奪われましたから…
あなたに脅されて焦った結果ですよ…
まったく…
自分は僕のを入れて失ったからいいけど
少し入れただけで止めるから
僕は大変でしたよ…
あの気持ちよさは彼女だからなのか…
セックスによるものか…
それが分かるまで、
色々な女と寝てしまいましたよ…
一年ぐらいの間だのことですが…
僕にとって彼女は運命の人なんですよ
一目で忘れられなくなりました…
早くいっぱいして
あなたが梅香を抱いた数以上
僕は抱きますよ」
と訳のわからない文句と
告白を受けて困ってしまった…
大地君は笑って
「色々あったのは知ってるけど
梅香ちゃんのお兄さんに
抱いてるなんて言うなよ
梅香ちゃんがかわいそうだろ…
お前のエロさはもはや犯罪級だな
梅香ちゃんを壊すなよ」と笑って言う…
「壊すわけないじゃないか、優しく
あんなに感じさ」
「分かったから」と笑顔で彼の言葉を遮る
梅香…大丈夫か?彼で…
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