淫らな月
「私のこと…覚えていますか?」
彼は…
大地くんをひどい目に合わせたあの女のことを聞いた刑事さんであり,
もう一人のお兄さんの片腕・・・
修平さん
「ああ初めは分からなかったけど
・・普段は変装してるんだね」
「はい…目立ちすぎるので」
「そうだな…あの時の彼もあそこにいるね」
大地君を優しい目で見る
「はい・・」
「元気そうだ…あの時は疲れてたけど…
隣にいるのが彼女?綺麗な子だ…」
「はい…あの女は彼女を襲わせると脅して
関係をもってました
私は彼らをあんな女のせいで
不幸にはしたくありませんでした
…あの女は今、どうしてるんですか?」
「あぁ…鑑別所を出たあと…
また薬に手を出したようだよ…
止めないといずれ死ぬだろうな…
そうなったのは自分のせいだよ…
俺もあの女が二度と彼らに近づかないように監視することにするよ」
「ありがとうございます…」
「それにしても君はお母さんにそっくりだね」
「母を知ってるんですか?」
「あぁ…一度…誠一の後をつけてきたんだ…
あんまり毎日、いそいそと帰るから…
幸せそうだったよ…二人とも…
あんなことになるとは思わなかったけど…
義理のお母さんになんて…
あいつはそれから歪んでしまった…
小夜から相談されてたんだ…
俺達四人は幼馴染みなんだよ…と言っても
俺達三人は施設から引き取られたんだけど…」
彼は…
大地くんをひどい目に合わせたあの女のことを聞いた刑事さんであり,
もう一人のお兄さんの片腕・・・
修平さん
「ああ初めは分からなかったけど
・・普段は変装してるんだね」
「はい…目立ちすぎるので」
「そうだな…あの時の彼もあそこにいるね」
大地君を優しい目で見る
「はい・・」
「元気そうだ…あの時は疲れてたけど…
隣にいるのが彼女?綺麗な子だ…」
「はい…あの女は彼女を襲わせると脅して
関係をもってました
私は彼らをあんな女のせいで
不幸にはしたくありませんでした
…あの女は今、どうしてるんですか?」
「あぁ…鑑別所を出たあと…
また薬に手を出したようだよ…
止めないといずれ死ぬだろうな…
そうなったのは自分のせいだよ…
俺もあの女が二度と彼らに近づかないように監視することにするよ」
「ありがとうございます…」
「それにしても君はお母さんにそっくりだね」
「母を知ってるんですか?」
「あぁ…一度…誠一の後をつけてきたんだ…
あんまり毎日、いそいそと帰るから…
幸せそうだったよ…二人とも…
あんなことになるとは思わなかったけど…
義理のお母さんになんて…
あいつはそれから歪んでしまった…
小夜から相談されてたんだ…
俺達四人は幼馴染みなんだよ…と言っても
俺達三人は施設から引き取られたんだけど…」