淫らな月
大地の事が好きな訳じゃなかった…
良かった…早く消毒しなくちゃ
一緒に風呂に入ろうと思ったのに
拒否られてしまった…
残念…
お兄さんと僕の違いを見せてやるなんて
言ったけど
僕だって愛あるセックスなんてしたことがない
唯一…彼女との中途半端なセックスだけ…
あとは好きでもない肉食女達とのセックスだけ
彼女への気持ちを確認するための…
僕はお兄さんと同じように彼女を抱いた…
後ろから…けものみたいに…
彼は敢えてそうしているのか…
一回きり…ほとんど触らないセックス…
そんなの耐えられない
僕は君に触りたい…キスをしたい…
感じて欲しい…いっぱい…
もっと僕を感じて…
僕は君の顔を見るために君の体の向きを変え…またキスをする…
もっと喘いで…
気持ちよくさせてあげる…
僕の唇で舌で…指で…僕自身で

愛してるよ…梅香…もう放さないよ…



< 64 / 154 >

この作品をシェア

pagetop