淫らな月
「梅香にひどいことをしている
俺が幸せになるなんて・・」
お兄さんは言う・・
「過去はもう変えられない・・
これからいい兄になりなさい」
お父さんはお兄さんに優しく微笑む
お兄さんは俯いて少し考えて私の方も見た
「梅香すまなかった・・
ひどいことをお前にしてきた・・
こんな兄だが許してほしい・・
そして兄として頼ってほしい
お前は本当にアメリカに行くのか?
お前もまだ高校生だし・・
セイト君だって学生だろ・・
どうやって生活するつもりだ・・」
私は頷いた
「うん・・私・・前から高校出たら
アメリカに行くつもりだった
アメリカで遺伝の研究をしている
研究所があるから
そこで大学に行きながら働かせてもらおうと思って
お金を貯めてたんだ・・もう一千万ぐらい貯まったよ・・」
えっとみんなが私を見る
「どうやって貯めたの?梅香ちゃん」
今までおとなしく聞いていた
小夜さんが私に聞いた
「私・・かつらがはずれないような
かわいいピンとか
髪の毛が簡単に隠れるかわいいネットとか
あと小夜さんが今、使ってる
背中にクリームをつける猫の手も
私が商品化したんだよ
付けても違和感のないカラコンも
今開発中なんだ・・
全部自分が必要なものばかりで実益をかねてるけどね・・」
小夜さんが梅香ちゃんすごいと感心している・・
「僕もスポーツ医学の本を書いたら売れたのでその印税で暮らせます
また出版する予定ですので・・
暮らしていけるかと思います
それに梅香・・
遺伝の研究をしているのは父の研究所だよ
僕も研究員の一員だよ・・
人手不足だからすぐ入れるよ・・」
私は目を輝かせて
「本当に?」と言った・・
「僕は急ぎすぎてるかもしれないなあ
梅香のご家族のお許しが出たら
一週間ぐらいアメリカに行ってみよう
こっちのほうがいいかもしれないし・・
両方知ってからどうするか決めよう
どっちにしても僕は梅香、君と離れる気はないけどね」
俺が幸せになるなんて・・」
お兄さんは言う・・
「過去はもう変えられない・・
これからいい兄になりなさい」
お父さんはお兄さんに優しく微笑む
お兄さんは俯いて少し考えて私の方も見た
「梅香すまなかった・・
ひどいことをお前にしてきた・・
こんな兄だが許してほしい・・
そして兄として頼ってほしい
お前は本当にアメリカに行くのか?
お前もまだ高校生だし・・
セイト君だって学生だろ・・
どうやって生活するつもりだ・・」
私は頷いた
「うん・・私・・前から高校出たら
アメリカに行くつもりだった
アメリカで遺伝の研究をしている
研究所があるから
そこで大学に行きながら働かせてもらおうと思って
お金を貯めてたんだ・・もう一千万ぐらい貯まったよ・・」
えっとみんなが私を見る
「どうやって貯めたの?梅香ちゃん」
今までおとなしく聞いていた
小夜さんが私に聞いた
「私・・かつらがはずれないような
かわいいピンとか
髪の毛が簡単に隠れるかわいいネットとか
あと小夜さんが今、使ってる
背中にクリームをつける猫の手も
私が商品化したんだよ
付けても違和感のないカラコンも
今開発中なんだ・・
全部自分が必要なものばかりで実益をかねてるけどね・・」
小夜さんが梅香ちゃんすごいと感心している・・
「僕もスポーツ医学の本を書いたら売れたのでその印税で暮らせます
また出版する予定ですので・・
暮らしていけるかと思います
それに梅香・・
遺伝の研究をしているのは父の研究所だよ
僕も研究員の一員だよ・・
人手不足だからすぐ入れるよ・・」
私は目を輝かせて
「本当に?」と言った・・
「僕は急ぎすぎてるかもしれないなあ
梅香のご家族のお許しが出たら
一週間ぐらいアメリカに行ってみよう
こっちのほうがいいかもしれないし・・
両方知ってからどうするか決めよう
どっちにしても僕は梅香、君と離れる気はないけどね」