淫らな月
土曜の朝起きてみると青がいない・・
もうダメかなっと思っていた・・
ちょうど今・・桜の季節・・
一年前の今頃・・桜も逝った・・
動物は死ぬ時・・
見えないように姿を隠すという
多分青はあそこで死んでいる
私は震える指で美桜ちゃんに連絡した・・
青がいなくなった・・多分あそこにいる・・
一人で行くの恐いから一緒に行って欲しい
美桜ちゃんの家に8時に迎えに行くから
集まっていて欲しいと頼んだ
大地くんとセイにも連絡をお願いした・・
彼と私が一緒に行動していないから
大地くんと心配していると言っていた
私は彼にふさわしくないそんな気がする
出会いが私のせいだけど衝撃的すぎて
再会して気持ちが盛り上がってしまっただけ
ーー今は7時ーー
早く行かないと青の亡骸を処分されてしまっては大変だ
私はお兄さんに車を出して欲しいとお願いしていた
そして約束の8時・・
美桜ちゃんの家まで車で来た
3人集まっていた・・もちろん彼も
私は車を降りてみんなのところに行った
「今朝起きたらいなかったんだ・・
もう動ける体力はないはずなんだ
家の中も家の周りを探したけどいなかった
桜を埋めたところで死んでると思うんだけど
恐くて一人じゃいけないんだ・・
家からは離れてるから
途中で力尽きてるかもしれない
その時は一緒に探して
桜と一緒に埋めてやりたいんだ
ごめん・・みんな車に乗って・・」
お兄さんにお母さんが眠る墓地に行ってもらった
駐車場に車を止めて桜の木までは徒歩になる
満開の桜の木の下に黒い小さいものが・・
遠目でも分かった
「やっぱり・・いた・・」私は見れない
美桜ちゃんと一緒にその場に残った・・
大地くんが戻ってきてくれて
「青だった・・死んでいたよ
・・地面を掘ろうとしたようだった・・」
と言った
もうダメかなっと思っていた・・
ちょうど今・・桜の季節・・
一年前の今頃・・桜も逝った・・
動物は死ぬ時・・
見えないように姿を隠すという
多分青はあそこで死んでいる
私は震える指で美桜ちゃんに連絡した・・
青がいなくなった・・多分あそこにいる・・
一人で行くの恐いから一緒に行って欲しい
美桜ちゃんの家に8時に迎えに行くから
集まっていて欲しいと頼んだ
大地くんとセイにも連絡をお願いした・・
彼と私が一緒に行動していないから
大地くんと心配していると言っていた
私は彼にふさわしくないそんな気がする
出会いが私のせいだけど衝撃的すぎて
再会して気持ちが盛り上がってしまっただけ
ーー今は7時ーー
早く行かないと青の亡骸を処分されてしまっては大変だ
私はお兄さんに車を出して欲しいとお願いしていた
そして約束の8時・・
美桜ちゃんの家まで車で来た
3人集まっていた・・もちろん彼も
私は車を降りてみんなのところに行った
「今朝起きたらいなかったんだ・・
もう動ける体力はないはずなんだ
家の中も家の周りを探したけどいなかった
桜を埋めたところで死んでると思うんだけど
恐くて一人じゃいけないんだ・・
家からは離れてるから
途中で力尽きてるかもしれない
その時は一緒に探して
桜と一緒に埋めてやりたいんだ
ごめん・・みんな車に乗って・・」
お兄さんにお母さんが眠る墓地に行ってもらった
駐車場に車を止めて桜の木までは徒歩になる
満開の桜の木の下に黒い小さいものが・・
遠目でも分かった
「やっぱり・・いた・・」私は見れない
美桜ちゃんと一緒にその場に残った・・
大地くんが戻ってきてくれて
「青だった・・死んでいたよ
・・地面を掘ろうとしたようだった・・」
と言った