淫らな月
もらった指輪は箱にちゃんと閉まった
チェーンをつけてネックレスとして
付けることにした
もちろん彼は指輪として付けて
欲しかったようだけど
指輪になれない私はしょっちゅう取って
無くしそうと言って承諾してもらった
別々にシャワーを浴びた・・
バスタオルだけ巻きつけて
リビングにいる彼の元へ・・
明るい・・やっぱり恥ずかしい・・
「セイ・・夜まで待てない?」
「どうして?」
「あの~明るくて恥ずかしい・・」
「そう恥ずかしいの?ふ~ん・・来て」
そう言われて連れてこられたのは彼の部屋
「あの~セイ・・怒ってるの?」
彼はそれには答えず
「ここに座って・・」
勉強机をを指差す・・
「これ・・机だけど・・」彼を見る
「そうだよ・・聞こえなかった?座って」
私は机に座った・・彼が私の前に立った
「足を開いて抱えて・・」
「いや・・セイ・・怒ってる?」
「君が明るくて恥ずかしいって言うから
台所はやめてこの部屋にしたんだ・・
カーテン閉めたら薄暗いでしょ
梅香・・早く・・して」
私は固く閉じた膝を緩め少し足を広げた・・
彼は少しの隙間に体をねじ入れた・・
私に舌を絡めるキスをしながら
・・片手は頭を押さえて
片手で足の間の突起を親指で刺激する・・
キスが深くなると手のひらで回すように
与えられる刺激に体の疼きとともに
音が聞こえるようになった・・
キスをやめた彼は・・
私の裸足の指を親指を舐めた・・
そして一本一本舐めながら言う
「・・僕は前にも言ったけど・・
以前は色々な女と寝たよ・・
自分から寝たいと思った女はいなかったし・・
僕からキスをしたこともない・・
ましてやこんなことをしてあげたこともない・・
・・これからしてあげることもね・・」
そしてそのまま私の片足を肩にかけて
両膝を立てて座った




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