淫らな月
月曜日は学校
憂鬱…だなぁ…
家を出たら彼が待っていた…
「おはよう…」と声をかけられ
「えっ…おはよう…どうしたの?」
「どうしたのって一緒に行こうと思って…」
一緒に行ったら大変なことになりそうだけど
私と彼とが一緒になんて
嫌だと言うと後が怖いから黙ってよう…
一人のときに聞かれたら
駅が同じだから偶然一緒になったと言えばいい…
そんな思いは学校の最寄りの駅に着いた時点で
諦めた・・
電車の中では並んで乗っていただけなのに
手を差し出すから「何?」って聞いたら
「手をつなぐに決まってるでしょ」
全くなんで分かんないの?
美桜のバカがうつった?
てまたブツブツ・・
いないところでまでバカよばわりされる
美桜ちゃんって気の毒・・
早く~という彼と手をつないだ
これって恋人つなぎ
あ~・・嬉しいような・・
でもなんか罰ゲーム?
変装して地味子の私が彼となんて・・
・・絶対嫌がらせされるでしょ・・
「・・ちょっと、セイ・・
目立ってんだけどどういうつもり?」
彼は怪訝な顔をして・・
「いちいち言うの面倒でしょ・・
朝の登校時って一番目立つでしょ・・
君の地味子の学校生活は無くなったかもね」
って笑ってる。もしかして意地悪されてる?
離れようとしたから・・?
やりそうだけど・・
・・みんなの視線が痛い・・
なに彼に全然似合わない・・
なんであんなさえない子がって聞こえる・・あ~平穏な学校生活が音を立てて崩れてく
彼が立ち止まって私のメガネを取った・・
「何をするの?セイ」と言う私に
「やっぱり外して・・梅香は美人なんだから
外しても眼の色わからないよ・・
化粧品は?梅香?」言う彼・・
持っているものと言えば
色付きリップとBBクリームぐらい
うながされてリップ出して塗った・・
さあ行こうというので手を繋いで歩いた・・
みんなびっくりしてたけど
変な悪口はもう聞かなかった
隣の子・・誰?あんな子いた?
と言うのは聞こえたけど
憂鬱…だなぁ…
家を出たら彼が待っていた…
「おはよう…」と声をかけられ
「えっ…おはよう…どうしたの?」
「どうしたのって一緒に行こうと思って…」
一緒に行ったら大変なことになりそうだけど
私と彼とが一緒になんて
嫌だと言うと後が怖いから黙ってよう…
一人のときに聞かれたら
駅が同じだから偶然一緒になったと言えばいい…
そんな思いは学校の最寄りの駅に着いた時点で
諦めた・・
電車の中では並んで乗っていただけなのに
手を差し出すから「何?」って聞いたら
「手をつなぐに決まってるでしょ」
全くなんで分かんないの?
美桜のバカがうつった?
てまたブツブツ・・
いないところでまでバカよばわりされる
美桜ちゃんって気の毒・・
早く~という彼と手をつないだ
これって恋人つなぎ
あ~・・嬉しいような・・
でもなんか罰ゲーム?
変装して地味子の私が彼となんて・・
・・絶対嫌がらせされるでしょ・・
「・・ちょっと、セイ・・
目立ってんだけどどういうつもり?」
彼は怪訝な顔をして・・
「いちいち言うの面倒でしょ・・
朝の登校時って一番目立つでしょ・・
君の地味子の学校生活は無くなったかもね」
って笑ってる。もしかして意地悪されてる?
離れようとしたから・・?
やりそうだけど・・
・・みんなの視線が痛い・・
なに彼に全然似合わない・・
なんであんなさえない子がって聞こえる・・あ~平穏な学校生活が音を立てて崩れてく
彼が立ち止まって私のメガネを取った・・
「何をするの?セイ」と言う私に
「やっぱり外して・・梅香は美人なんだから
外しても眼の色わからないよ・・
化粧品は?梅香?」言う彼・・
持っているものと言えば
色付きリップとBBクリームぐらい
うながされてリップ出して塗った・・
さあ行こうというので手を繋いで歩いた・・
みんなびっくりしてたけど
変な悪口はもう聞かなかった
隣の子・・誰?あんな子いた?
と言うのは聞こえたけど