ある冬の日
名簿順が最後の方だと、卒業証書受けとるまでにここでもけっこう待つから疲れるんだよね。
身体測定とか、あとは音楽の歌のテストのときも。順番が遅い分緊張とかプレッシャーが長引くしあれはほんとやめてほしい。
今日は卒業証書実際にはもらわなくてもらうふりで良いみたい。
今回の練習は受けとるときの動きの確認をしっかり覚えるんだって。
私が壇上にいるとき、担当の人が弾くピアノの曲は私も知ってる曲だった。レミオロメンの曲。
ピアノの音だけで奏でられるそのメロディーは、かわいらしくて美しいのに胸がきゅーってなってとても切ない。
卒業ソングって、自分が卒業する側にいるときに聞くとこんな聞こえかたになるんだと、今日初めて知った。
式当日は、タイミングの問題もあるしきっと今日とは違うメロディーのところか違う曲のときに壇上にいると思う。
当日はピアノの演奏がどういう風に聞こえるんだろう、楽しみ。
でも演奏上仕方ないことなんだけど、曲と曲の間の何も音がないときはやっぱりやだな。
ってまあ仕方ないか、その時はその時で。
別に演奏してる人たちのせいじゃないし。