アリスに恋して
「黙ってくれる?俺はお前には左右されないよ。」



『フフフ・・・・小生意気になったね。少しは歓迎してくれないのかな?』


「歓迎する気なんて持ち合わせてないんだけど。」



どうゆう関係なのよ?


『昔はお前で随分と遊んだものだ。お前がわらわの元から逃げた時は悲しかったぞ?』



「黙って。」

『いたぶり尽くしたものだ。あれだけ可愛がってやったのに逃げるとは。』



チェシャ猫の顔が歪む。


「もうやめなさい!!!!!!」




私は知らず知らずのうちに叫んでいた。













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