アリスに恋して







心の声?



「そうだよ。」


また口に出してた?


「ううん?出してないけど。俺が詠んだだけ。」



「はぁ・・・・信じるしかないようね。わかったわ、だから勝手に人の心を詠まないで。」



いつもいつも勝手に心を詠まれたら、たまったもんじゃない。



「ふぅん・・・・アリスがそうしたいならいいよ。」




「ありがとう、ところでチェシャ猫?」


私が礼を言うと、チェシャ猫はパッと笑顔になった。


「なに?アリス。」






「私はこれからどうしたらいいのかしら?」
「知らない。」


即答、、、





殴ってやりたいわ。













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