不器用な美女と野獣
その日帰りに川に足を滑らしていた。
『何やってるの獣汰。
シャワー浴びてから帰る?』
偶然なのか彼女の家の目の前だった。
彼女は兄がいて現在は地方の大学に通っているようで兄の服を出していた。
『気を付けてよね獣汰。
とりあえず下に制服着てるならその服乾燥機に入れるから脱いでくれないかな』
とりあえず上着を脱がせる方が先だった。
渋っていたが寒いため脱いでいた。
「これが僕の呪いをかけられていた姿なんだ。
桃音すべてを話すよ」
話始めていた。


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