不器用な美女と野獣
獣汰は体を拭きながら着替えていた。
「僕は今から5年前に両親を亡くして心を無くしていた。
4年前に僕は5人のおばあさんを家に泊めなかった。
彼女たちは実は魔女で呪いをかけていて僕は醜い野獣に変えられている。
そんな風に自分を見てくれる人なんていないよな」
『私は獣汰が心ない野獣だなんて思わないわ。
あなたが優しくて悪い人じゃないのを私はちゃんと知っているもの』
彼女にだけは本当のことを知ってほしかった。
獣汰は桃音がいい人だと本当にわかり始めていた。
彼女は料理上手で夕飯を用意してくれていた。


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