あたしだけ?★2
「あっ…あたしもう行くね〜じゃあね舞ちゃん♪♪」
「はい。さよなら♪♪」
なんか嵐みたいな人だったな…
ってか…
りょう…蘭さん好きなんだ。
なんか、あの人には敵わない気がした。
だって、可愛いし、性格良さそうだし、スタイルいいし…
あたしになんて勝ち目ないよ…
あ〜あ…。
あたし何やってんの!?
ぼーっとその場を立っているわたしにりょうが
「舞ちゃん帰るよ〜」
「う…ん」
「どした〜?」
「うんん」
「そっか、なんか言いたいことあるんだったら、ちゃんと言え。なっ…??」
と言って私の髪をぐしゃぐしゃと撫でる。