あたしだけ?★2
「あのさ、何で昨日帰ったの??」
少し怒った声…
怖くて、目を見ることも出来ない。
「なあ?聞いてる??」
「聞いてるよ…」
「じゃあ、俺の目みて」
下に向いてた顔をりょうの顔を見た
りょうの顔は真剣で目をそらすのをやめた。
「昨日一緒に帰ってたの舞だよね?俺があの子と帰ると思った??」
「うん…」
あたしが頷くとはぁ〜とため息をつくりょう…。
「ごっごめん」
思わず謝ってしまう。
「もう…いいわ」
自分の髪をぐしゃぐしゃとしてあたしに背を向けるりょうの姿。
わかんない…
りょうは何考えてんの??