あたしだけ?★2


「あたしも好き」

恥ずかしさのあまり下を向いてしまう。

「知ってる…あ、舞??」

「何〜?」

りょうの声で顔を上げると、りょうの顔が近くて…ドキドキしてしまう。

りょうの顔はすっごく優しく顔をしてて、見とれてしまった。


気がつけば、りょうがあたしにキスしていた。


いきなりだったあたしは目を見開いてて…。


「目くらい閉じたら…?」


と笑って言うりょうの顔は悪魔みたいに笑っていた。



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