赤い月 参

ぶふっ!!


「ナナナニゴト??!!///」


寝室から出てきたうさぎを見て、景時は飲んでいたコーヒーを豪快に噴き出した後、口を拭うことも忘れて焦った声を上げた。


「うむ。
実は妾、主に仕えた事などなくてな。
祥子と小鞠に相談してみたのじゃ。」


「…」


「すると、祥子がこれを貸してくれてな。
主に仕える者の正装なのであろう?」


「…」


「景時も喜ぶであろうと言うておったのじゃが…
あ。
お帰りなさいませ、ご主人様。」


うさぎがソレの裾をつまみ上げ、軽く首を傾げて微笑んだ。


「////??!!
クァwセdrftgyフジコ??!!」


「…なんと?」

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