１％の出逢い
　学園祭の前日までキャバを頑張り同好会のみんなもバイトをして目標の金額をこえるお金が集まった。

　学園祭の当日は槇村さん（料亭の支配人）のご好意で材料を運んでもらった。

　お店をやると決めた時期が遅かったので正門からかなり離れた場所しか空いてなかった。

　遥はいつも以上にテイションが高かった。

　心の中で叫んだ。

（頑張れ、遥！もうどうこういってる場合じゃない）

「は〜い！今日から２日間頑張りましょ」

　同好会のみんなはさっそく準備を始めた。

　純一と由香はプラカードやチラシを持って宣伝に行った。


　　　　☆漫研会 旨屋☆
　　　　　激ウマ料理


　純一が由香に軽く叩かれながら戻ってきた。

「全然だめ！純なんて女の子ばっかりに声かけてるもん」

「やっぱり！予想はしてたんだけどね…」

　１０時になり営業を開始した。
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