1%の出逢い
「今日、飯食べたあと行きたいとこあるから着いてきて!早めに送るから」

 遥はうなずいた。

 2時間近く走ってお店の前に止まった。

「ここでいい?」

 お好み焼き屋でした。

 席を案内されメニューを選びお好み焼きの材料が運ばれてきた。

「俺、作るから手伝って」

「えっ!ちゃんとできるの?」

 少し心配しながらも蓮にまかせた。

 なれた手つきで具を混ぜながら焼いた。

「すごい上手!」

「一人暮らししてていつも自分で作ってるからね」

 すごい以外だった。

 一人暮らしの男の人はコンビニにで済ませてる思いがあったからである。

 手際よく焼き、遥の皿に食べやすく切ったお好み焼きをのせた。

「ありがとう。いただきま〜す」

「食べよ」

「美味しい」

 食べながら楽しく会話した。

 1時間たちお店を出てまた車で走り始めた。
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