生徒会長の裏の顔


「大丈夫?調子悪いの?」


いきなり目の前に会長が立って、私に聞く。


「平気です」


会長の脇をすり抜けて、私は自分の席に座る。


優しくしたって、私には通用さないんだから!


***
私は懸命にシャーペンを走らせ、仕事を終わらせた。


「終わりました」


会長のチェックが必要なものだけ、会長の机に置く。


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