わけあって兄妹になりました。
-日向-

母さんは優梨をつれて部屋に向かった。


問題は俺だ。


新しい父さんと二人きりなんだが...


「これからよろしくな日向君」


「えぇはい、よろしくおねがいします」


ぎ、ぎこちない...


会話が成り立たないのだ。


俺はゲーム機をとりだした。


「はやく戻ってこねーかな....」


と、そんなことをつぶやいたら


「ええ!!ふ、双子ですか!?」


と、優梨の声が聞こえた。



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